中国製現代SF小説の傑作『三体』!! とんでもないスケールのSF! 続編が早く読みたい!!
こんにちわ。
コロンボです。
ぼくは映画でもそうなんですが、小説でもSFは大好きです。
そんなSF小説の中で、今回読んだのは中国製SF、中国だけでなく世界中で読まれた 衝撃の話題作『三体』を読みました( * ^^ *)
著者は劉慈欣(りゅう・じきん/リウ・ツーシン)。
なんとこの『三体』、三部作なんですね!
これはその1冊目なのです。
ストーリーは中国の文化大革命(1966年~1976年)の時代から始まり、前半は果たしてこれはSFなのか、といったような展開が進みます。
途中から、「三体」というバーチャルリアリティー(VR)ゲームの世界が現れ、次第に物語に深みと謎が広がっていくんです。
しかし依然として、物語の展開が読めない、舞台は現在と過去、そしてVRゲームの三体とが行ったり来たりして、ほんとにどんな方向に進むのか途中まで手探りで読んでいるみたいな感じです。
でも、それが想像力を働かせることになってとても面白いんですねー(^^)/
スピード感のある展開に乗って、どんどん読んでしまいます。
そんな前半なんですが、後半になってついに未知の世界『三体』の謎が明らかになるんです!! (もうまさかの展開です!)
これはとんでもないでっかい、想像をはるかに超えるスケールの物語です!!
SF好きにはたまらないこと間違いなし!!
しかも『地球往事』という3部作の1作目とのことなので、まだまだ楽しみは続きます(*^^*)
2作目は『黒暗森林』、3作目(完結編)は『死神永生』というタイトル。すでに完結しているようなんですが、邦訳はまだ1作目だけのようです(英訳でもすでに完結)
邦訳遅すぎるよ~
でも、うれしいことに『黒暗森林』は2020年に邦訳版が出る予定だそうです。
やった~!!
とても待ち遠しいですね~
おわりに
ちなみに、途中に展開される物理というか、科学というか、そんな場面 ―― そこもまたSFの面白いところなんでしょうけど ――、そこはちょっと僕の頭では難解過ぎて理解できないところもありましたね(^-^;
でもそんなこと差し引いても、間違いなく面白い作品でした。
ではまた~☕
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