映画「好きにならずにいられない」のレビュー。
こんにちわ。
コロンボです。
今回紹介する映画は、アイスランドとデンマーク製作の映画「好きにならずにいられない」です。
感想など
この映画、このポスターにだまされてはいけません。
ぼくはこのポスターを見て、この映画はコメディだろうと判断したんですけど、実際はまるで違いました。
ただ、ポスターだけでなく、タイトルも内容と全然合ってないので、ちょっと悪質ではないか、と思ってしまうほどでした。
映画自体は、とても印象に残るいい映画だったので、もっとストレートに宣伝した方がこの映画に敬意を表する意味でもよかったように思います。
ちなみに、元々のタイトルは、「FUSI/VIRGIN MOUNTAIN」。フーシというのは主人公の男性の名前です。
セリフよりも、映像で語る映画。しかも痛みを感じるような映像と、断片的な表現が印象的でした。
孤独感や虚しさがとても伝わってきて、最終的に何らかの救いがある、というものでもないのだけれど、なぜか心に深く染み込んでくるような、そんな映画でした。
基本情報
- タイトル 好きにならずにいられない
- 原題 FUSI/VIRGIN MOUNTAIN
- 監督 ダーグル・カウリ
- 製作 2015年 アイスランド、デンマーク 94分
- キャスト グンナル・ヨンソン
- ジャンル ドラマ
主演 グンナル・ヨンソン
ストーリー
43歳独身、空港の荷物係として勤務する巨漢のフーシ(グンナル・ヨンソン)は、人付き合いが苦手で女性経験もなく、戦車や兵士の小さなフィギュアを集めてジオラマを作るのが唯一の楽しみ。そんな息子を見かねた母親とその恋人は、出会いの機会を作ろうと誕生日祝いにダンススクールのクーポンをプレゼントする。気が乗らないもののスクールに向かったフーシは、小柄な女性シェヴン(リムル・クリスチャンスドウティル)と出会い、瞬く間に恋に落ちるが……。
シネマトゥデイより引用
終わりに
アイスランドの映画というのはあまり見たことがなかったですが、とてもよかったと思います。
北欧の冬の陰鬱さがよく伝わってもきました。
そして、どの世界にも生きづらさを感じながら生きている人がいるんだな、ということを改めて認識させられる映画でした。
ではまた~☕
ーコーヒーを飲もうー