映画『移動都市/モータル・エンジン』~スケール最高!これ一本でいろんな映画の要素が楽しめる(*^^*)
こんにちわ。
コロンボです。
さて、今回はなんか久しぶりにスケールのデッカい映画がみたいなぁってことで、『移動都市/モータル・エンジン』を観ました(*^^*)
都市自体が移動するって?! それだけでもうスケール感デカいの間違いなしでしょう!
基本情報
- 邦題 移動都市/モータル・エンジン
- 原題 MORTAL ENGINES
- 製作 2018年 アメリカ 129分
- 監督 クリスチャン・リヴァーズ
- キャスト ヘラ・ヒルマー、ヒューゴ・ヴィーヴィング
- ジャンル SF、ファンタジー、アクション
ストーリー
ときは今から1,700年後の未来の世界。古代人と呼ばれる21世紀の人々が起こした60分戦争と呼ばれる戦いにより、人類は滅亡の淵まで追いやられた。
1,700年後の世界は、大地は荒れ果て、都市が移動する形態を持ち、都市同士が食い合う世の中になっていた。
感想など
この映画の見どころは、何といってもその映像のスケールです!!
ロンドンという巨大移動都市が、小さな採掘都市を追いかけ、飲み込む場面から始まるんですが、そのロンドンの巨大さには、映像と言えども想像を超えすぎていて正直驚いてしまうくらいです。
そして、この映画は、映画の楽しい要素を、これでもか!! というくらいふんだんに盛り込んでるんですね。
いい意味でも、悪い意味でも、過去の映画の面白いところをおいしいとこどりしているような感じです。
なので、映画をよく見てきている人にとっては、どこかで観たことあるような、といった既視感を覚えるかもしれません。
例えば、スター・ウォーズやターミネーターなど。ブレード・ランナー的な要素もあったかな。もっと言えば、どこかジブリ的でもある気がします。
しかし、それらを知らない若者たちなどには、とても新鮮で、この映画の映像や世界観は非常に魅力的でかつ惹きつけられるものなのだと思います。
いわば、エンターテイメントのてんこ盛り、ともいえるかもしれません。
この映画の製作は、「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」などを手掛けた、ピーター・ジャクソン(監督は別でクリスチャン・リヴァーズ)。言われてみると、なるほどな、といった映像になっていますね。
ディテールまでこだわった、そしてごてごてとしたデザインは、それこそ見ものです。
ストーリー展開も、スピード感あって、チェイスシーン、格闘シーンなどエンターテイメントの要素満載で面白いですね。
舞台は変わっても人間の欲望は変わらない
都市が移動する、という突拍子もないアイディアは最高です!
この目の付け所、そしてこのスケール感には脱帽ですね。
しかし、どんなに時代が移っても、そして世界が変わったとしても、人間の求めるもの、欲望は変わりません。
支配欲と権力欲は、いつの時代も人間を狂わせてしまうんですね。
この映画にはそんなことを考えさせられました。
おわりに
この映画には原作があります。
イギリス作家、フィリップ・リーヴの「移動都市」(創元SF文庫)です。
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ではまた~☕