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偏屈で頑固な親父が世界で一番似合う男、クリント・イーストウッドの映画「グラン・トリノ」

 こんにちわ。

 コロンボです。

 

 今回は、クリント・イーストウッド監督、主演のアメリカ映画「グラン・トリノ」紹介です。

 

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 この「グラン・トリノ」は、クリント・イーストウッドの年輪を重ねた魅力がたっぷり味わえる映画です!

 

 

 基本情報など

 グラン・トリノは、2008年のアメリカ映画。原題は「GRAN TORINO」

 監督、プロデューサー、主演の3役をクリント・イーストウッドがこなしています。

 

 映画製作時のイーストウッドの年齢は78歳(1930年生まれ)。

  彼はほんとにバイタリティとパワーがありますね。俳優から監督、そして市長(カリフォルニア州カーメル市)にもなったりしています。

 

 

ストーリー

 さて、このグラン・トリノの舞台はミシガン州。(おそらく)低所得層の人たちが多く生活する地域。

 物語は、主人公コワルスキー(イーストウッド)の妻が他界し、彼の家の隣にアジア系のモン族の家族が引っ越してくるところから始まります。

 

 彼が最も大切にしているものは、フォード社製の名車、グラン・トリノ!

 この美しく、最高にかっこいい車を彼は愛し、心のより所とし、おそらくは自分のプライドをそこに投影しています。

みどころ

 この映画の魅力は、やはりなんと言っても、クリント・イーストウッドその人だと言えます。

 

 あまりの偏屈さに、家族や親戚には煙たがられ、偏見に満ちた性格ゆえに隣人のモン族とは相容れず、また無駄に高いプライドと強い正義感のために近所のギャングに目をつけられてしまいます。

 

 でも、そんな彼がなぜかとてもかっこいい。戦争の悲惨な過去を引きずり、またどこかに暗い影のような寂しさも漂う、まさに、偏屈で頑固な親父が最も似合う男、クリント・イーストウッドです。

 

 そんな彼に対して、かまわず(もちろん善意で)関わってくる隣人のモン族に、彼は次第に心を開くようになっていくんです。

 

 そのあたりはこの物語の醍醐味のひとつでもあります。

 

 しかし、そんな彼の性格がたたり、ギャングとの確執は次第に深くなっていきます。

 

 そして衝撃的なクライマックス。

 

 最後の彼の選択には、驚かされ、またどこか納得するものも感じますが、そこは見る人によっていろんな感じ方があるかと思います。

 しかし、これこそが彼の美意識であり、彼特有のヒロイズムなんだと思いますね。

 

 

 この映画は、偏見や人種差別を真正面から正直に描いた傑作です。

 本当に守るべきものはなんなのか? プライドなのか、それとも・・・

 そんなことを考えさせられる深い作品です。

 

 そして、何よりクリント・イーストウッドの渋い魅力を最大限に引き出してくれる、そんな作品です!!

 

 ではまた~☕

 

 

グラン・トリノ (字幕版)
 

 

グラン・トリノ [Blu-ray]

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