木村拓哉主演の、映画『マスカレード・ホテル』。個人的には、う~んだったかな・・・(^-^;
こんにちわ。
コロンボです。
今回は、映画『マスカレード・ホテル』を観た感想です。
基本情報
- タイトル マスカレード・ホテル
- 原作 東野圭吾
- 製作 2018年 日本 133分
- キャスト 木村拓哉、長澤まさみ、小日向文世
- ジャンル サスペンス
ストーリー
舞台は、ホテル コルテシア東京。東京で起こった連続殺人事件の暗号を読み解くと、次に殺人事件が起こるのは、ホテル コルテシア東京だった。
刑事である新田(木村拓哉)は、ホテルでの潜入捜査として、優秀なホテルのフロントクラークである山岸(長澤まさみ)とコンビを組むことになる。
果たして、連続殺人の真相は、そして犯人の狙いは誰なのか。
豪華出演陣が繰り広げるエンターテイメントサスペンス映画。
感想など
2019年、この映画の公開に際して、木村拓哉がテレビ番組に出まくって懸命に映画宣伝を行っていたことを覚えている。
それほど彼自身、スマップという傘を失って危機感を感じていたんだろうと思う。
そんな映画だったので、今回かなり期待して観たんですけど、なんだかなぁ・・・という仕上がりになっていて、とても残念、というかもったいないというか、そんな気持ちになってしまいました(^-^;
もちろん、これはぼくの個人的な好みの問題なんですけどもね・・・
なので、本来ブログでは映画のいいところを紹介することにしてるんですけど、今回はちょとばかり辛口になってしまいました。
監督について
この映画の監督は鈴木雅之氏(歌手の鈴木雅之さんとは同姓同名ですが別人です(^-^;)
彼のその他の監督作品は、「プリンセス トヨトミ」や「本能寺ホテル」など。
それを聞くと、ああ、なるほどな~って感じてしまいました。
どちらも、豪華で壮大なんだけど、どこか僕の肌に合わないんですよね。
舞台や人をぜいたくに使っているのに、それを活かしきれていない、というかもったいないというか、逆に殺してしまっているというか・・・
なので、「マスカレード・ホテル」がこの仕上がりになってしまっていたのもうなづけてしまいます。
鈴木氏のプロデュース作品「警部補 古畑任三郎」なんかは大好きなんですけどもね・・・
映像は、真正面からバーン!というのが多かったですし、ホテルのロビーの様子もどこか不自然。不要な演出も多すぎるような気がします。
音楽も、なんか映画に合っていないというか、シリアスな映画のはずなのにどこかファンタジー風というか、ダサいというか・・・ストーリーの真剣さを台無しにしているようにさえ感じてしまいました。
伏線回収
この映画には、最後の結末につながるような伏線がいくつか仕込まれています。そして、最後に「あーこれだったのか・・」と分かるんですけど、その伏線自体が分かりやすいし、何度もしつこいように出てくるので、伏線回収時によく感じるような、アハ体験のようなサプライズ感はほぼなかったですね。
東野圭吾の原作で、もっといい作品であるはずなのに、なんとももったいない感じがしてなりません。
役者 木村拓哉について
木村拓哉の演技についてはこれまでもいろいろ言われていますよね。彼は何を演じてもやはり木村拓哉だとかね。
2018年公開の「検察側の罪人」では、幾分新たな木村拓哉像が見えてきた感があったんですが、「マスカレード・ホテル」ではまたかつてのキムタクになっていた感が否めませんでしたね。(演出の問題なんでしょうかね・・・(^-^;)
ただ、彼の演技を観るときには、やはり先入観というか、木村拓哉という鎧があるために正当な評価をすることはちょっと難しいと感じています。
それだけ、いい意味でも悪い意味でも、彼の個性は際立っている、ということなんでしょうけれどもね。
中居君もジャニーズを脱退するとのことなので、今後の木村拓哉の活躍にはさらに注目が集まってくることでしょう。
頑張ってほしいです。
最後に
ここに書かせてもらった感想は、ぼくの個人的な好みというか、趣味のようなものにすぎません。
なので、あくまで参考程度に読んでいただければ、と思います。
でもなんか、いろんな意味で残念だったなぁ、という思いですね。
明石家さんま
この映画には明石家さんまが友情出演として、一瞬だけ登場します。セリフもアップもありません。
いつどこで、どんな感じで出ているのか、それを探してみるのも面白いかもしれませんよ(*^^*)
シーンは、事件が解決したあと、画面に「明石家さんま」(友情出演)とキャスト紹介の文字が流れるあたりです~(^^)/
ではまた~☕
- 価格: 836 円
- 楽天で詳細を見る
マスカレード・ホテル DVD 豪華版(4枚組) [ 木村拓哉 ]
- 価格: 6273 円
- 楽天で詳細を見る