娘がスイミングをやめたいって言った時、思い出したシャロンの言葉(by宇宙兄弟)
こんにちわ。
季節の変わり目、気温が上がったり下がったりで体調を崩しやすいので、気を付けています。
コロンボです。
娘がスイミングをやめたいと・・・
さて、うちの娘は去年の夏くらいからスイミングを習っています。もともとは泳ぎが苦手だったので、同学年のみんなについていくために習いに行くことになりました。
クロールと背泳はできるようになって、今は平泳ぎを練習し始めたところです。平泳ぎはなかなか娘にとって手強そうです。
ところが先日、娘が「もう、プールやめたい」
と言いました。土曜日の朝ということもあって、寝起きでしんどかったことも理由のひとつかもしれまませんが、そもそも娘はインドア派で、あまり外で走り回ったりするタイプではないため、スイミングもしんどくなってきたんでしょう。
でも娘はそういった自分のそういう性格も承知しているようで、
「いややったら、やめてもいいんやで」
と言うと、
「でもやめてしまったら、もう私から運動がなくなってしまうし・・・」
と言うのです。
「しばらく休んで、それから決めるっていう方法もあるし、どうする?」
と聞くと、娘はしばらく考えてましたが、とりあえず今はまだ続けることにしたみたいです。
今の時代、子どもはみんな習い事をたくさんしていて、大変だなぁ、とつくづく思います。それにプラスして、自分の興味のあることもしなければならないので、なおさら今の子どもたちは忙しいんですよね。
そんな子どもたちを見ていて、自分の子どものころはもっと自由で時間がたくさんあって、一日中誰かと遊んでいたよなぁ、なんて思うのですが、もう時代が違うんでしょうね、きっと。子どもをひとりで遊びに行かすことだって危険な世の中になってきていますし。
シャロンの言葉 「どっちが楽しいか」で決めなさい
話がそれてしまいました。娘がスイミングをやめたい、って言った時に思い出した言葉がありました。
『宇宙兄弟』という漫画の中にある言葉です。
宇宙飛行士選抜試験の3次審査で、宇宙飛行士にふさわしい人物を5人のうち2人選抜するという時に、選択に悩んだムッタが、少年のころにシャロンに聞いた言葉を思い出すんです。
ーー迷った時はね
ーー「どっちが正しいか」なんて考えちゃダメよ 日が暮れちゃうわ
ーー頭で考えなきゃいいのよ
ーー答えはもっと下
ーーほらムッタ 下げて 下げて
ーーあなたのことならあなたの胸が知ってるもんよ
ーー「どっちが楽しいか」で決めなさい
とシャロンは言うのです。
宇宙兄弟39話(第5巻)
そうなんですよね。何が正しいかなんて、誰にもわからない。
そして悩んだ時には、心の奥底で自分の答えはもうすでにあるはずなんですよね。
結果、だれを選ぶのか。ムッタはジャンケンで選ぶことを提案しました。
5人の中には
ーーグーみたいな奴がいて
ーーチョキみたいな奴もいて
ーーパーみたいな奴もいる
ーー誰が一番強いか 答えを知ってる奴はいるか?
と言うのです。
宇宙兄弟は、ぼくの今一番好きな漫画です。面白いということはもちろん、そのセリフにはいろんな示唆が散りばめられています。
ぼくは時々、迷った時や自分に自信がなくなったりしたときに、宇宙兄弟の言葉を思い浮かべるときがあります。そうするとちょっと勇気が出て、前向きになれるんです。
ほかにも、宇宙兄弟の中にはいい言葉があります。またいつかの機会に紹介していきたいな、と思います。
ちなみに、娘にこの言葉を伝えてみましたが、全然響いた様子はなく、そばで聞いていた嫁には鼻で笑われてしまいました。むつかしいものですね・・・
では。
コーヒーを飲もう。