本を読む時間を持つということ
こんばんわ。
コロンボです。
みなさんは本をどんな時間に読んでいますか?
忙しくて、何かのすきま時間にしか読めない、という方も多いのではないでしょうか。
かく言うぼくも、読書時間のほとんどが毎日の通勤電車の中ということになってしまっています。電車の空間がいわばぼくの書斎になっている感じです。
でも、難点は、電車の中はやはり落ち着いた空間ではないし、集中して読めないですよね。読み方も細切れになってしまいますし。
それに、ぼくは基本的に遅読で、そのくせ同時に何冊も並行して読んでいるので、そういった環境では、なかなか1冊の本が読み終えられなかったりもします。
家でゆっくり読んだらいいんじゃないか、とも思うんですが、家ではなんか落ち着いて読む気になれないんですよね。逆に家の方がいろんな用事があったりすることもありますし。
そんな中、昨日の昼間、思いがけず家で一人でいる時間が2時間ほどとれたんです。さて、何をしようか、と考えました。
いつもならば、録画したテレビ番組を観るとか、DVDで映画を観るとかを選択するところです。
でも、今月はあんまり本が読めてないなあ、と思っていたので、頑張ってその時間は本を読む時間にしようと決めました。
テレビを観るとか、映画を観るとかという行為は、基本受動的な行為ですが、本を読むという行為はどちらかと言えば能動的な行為ではないかと思うんです。
なので、普段は気分的に楽な方である、映画を観るという選択をしてしまうんです。本を読むことは、楽しいことである反面、少し疲れる行為でもありますものね。
ちなみに、僕のあこがれは、カフェなんかでコーヒーを飲みながら、ゆっくりと分厚い本を読むことです。なんかそんな時間の使い方って、とてもぜいたくで、でもとても有意義な時間の使い方のような気がしませんか。
なので、昨日は一応ある程度環境を整えようと思い、コーヒーを淹れ、そして寝転んだりするのではなくきちんと座椅子をセットして(ほんとはロッキングチェアが理想なんですけども)、そうやって読み始めました。
細切れにではなく、時間をぜいたくに使いながら、ゆっくりと読書を進めていくことはとても新鮮でした。一冊の本をこれほど連続して読み続けることなんて本当に久しぶりだったと思います。
そして、ちょうど2時間ほど読み続けた時に、妻と子どもが帰ってきたのをしおに読書を終了しました。
読後、なぜだかわかりませんが、心のスイッチが切り替わったかのように、すっきりとした充実した気分になっていました。たくさん読めた、という達成感からかもしれないし、能動的に2時間ずっと脳を動かし続けていたからかもしれません。
映画を2時間観たときよりも、間違いなく気分は穏やかで、満足した状態になっていましたね。
たまには、こうしてゆっくりと本を読む時間を持つのもいいもんだなぁ、と感じました。そして、きっと読むときの環境も大事なんだと思いますね。
今度は、どこかのカフェでゆっくりと読んでみようかな、なんて考えたりしています(^-^;