古典インクのブルーブラックを使ってたペリカンの万年筆。インクフローが悪くなってたので、アスコルビン酸(ビタミンC)で洗浄してみた!
こんにちわ。
コロンボです。
ぼくは長年、ペリカンの万年筆を愛用しています。
ペリカンのスーベレーンM400で、どちらかといえば小ぶりの万年筆。
ほかのサイズや、ほかのメーカーのも欲しいとは思っているんですが、今のところみどり縞と青縞の2本を使っていますね。(職場の手軽使いにはパイロットのコクーンを使ってますが)
用途は主に、日記の記入用です。
ちなみに緑縞のほうは、ペン先はFニブ(細字)、主にロイヤルブルーのインク使用。
青縞のほうは、ペン先がEFニブ(極細)で、主に古典インクのブルーブラックを使っていました。
しかし、いつからか青縞の方の書き味がとても悪くなって、カリカリ感が強く、またインクフローも悪くなって来ていたんです。
しばらく使わなかったことがあって、もしかしたらそれが悪かったのかもしれないな、などと思いながらだましだまし使用していたんですが、ある時、
古典インクは固まったらインクフローが悪くなることがあると知ったんです。
そして、その洗浄には、アスコルビン酸(ビタミンC)を使う必要があるとのこと。
もしかしたら、これで書き味も改善するかもしれない! ということで早速試してみることにしました。
アスコルビン酸というのは、いわゆるビタミンCのことらしい。
とりあえずアマゾンで調べてみると、いくつか出てきましたが、どれも添加物や栄養補助食品のビタミンC。でもそれでいいのだそうだ。
でも、ドラッグストアでも普通に売っているそうなので、とりあえず近所のドラッグストアに行ってみました。
ところが、ドラッグストアで売っているビタミンCはほとんどが錠剤。
こりゃダメだ、、、
と思っていたところ、ひとつだけ粉末のやつがありました。
それが、井藤漢方製薬のビタミンC1200です。
薬局で400円前後値段も安い。
ただ、これは完全なる食品で、砂糖などいろんなものが混ざってます。
大丈夫だろうか、効果あるんだろうか、などと疑問に思いながらも、とりあえずこれしかないんだから仕方がない、ダメならダメでまた別ので試したらいいや! って感じでやってみることにしました。
中身はこんなスティック状。これを直接口に入れるタイプなのだそうですが、今回は万年筆洗浄の為なので、水に溶かします。
ちょっと水が多すぎたかな、と思いましたがまぁいいでしょう(^^;)
万年筆からインクをすべて出して、まず水道水できれいに洗い流しました。
それを、ビタミンC液につけます。
液の中で軽くペン先を洗うように振って、あとはそのまま放置です。
とりあえず、24時間ほど放置しました。
写真では液が若干緑がかっているように見えますが、実際はそんな感じではなかったように思います。
とりあえず、ペン先はとてもきれいになってます。期待がふくらみます(* ^^ *)
ビタミンC液から出した後、水道水で軽く流し、次は水道水につけました。
それから数時間がたったころ、もう大丈夫だろうと思って、水道水からも取り出して、しっかりとティッシュで水分を拭き取りました。
そして、いざ、ブルーブラックのインクを入れて試し書き。
さて、どうでしょうか〜?
なんということでしょう、インクフローは改善されて、書き味もかなりスムーズになっていました〜(* ^^ *)
まさによみがえった感じです!!
純粋なアスコルビン酸(ビタミンC)じゃなかったのでどうだろうかと心配しましたが、効果に問題なかったみたいです!
やったね!
正直なところ、書き味悪いし、いっそのこと新しいのに買い換えた方がいいのかなぁなんて考えてもいたので、ほんと生き返ってくれてよかったです!お気に入りの万年筆だしね(^^)/
ではまた〜☕
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