コーヒーを飲もう☕

映画と本とコーヒーと

文學界新人賞のWEB応募について。

こんにちわ。コロンボです。

 

 今回は実に私事で恐縮なんですが、先日無謀にも「文學界新人賞」に応募した件、書きたいと思います。
 文學界新人賞とは、純文学の5大新人賞の一つでなんです。

 まあ、結果どうなるかは神のみぞ知るってわけですけれど、とりあえず記念受験的な感じで応募してみました。

 

f:id:coffee-y:20180912211542j:plain

 私、学生時代にちょっと小説のようなものを書いてたんですが、社会人になって、結婚して、子供が生まれてって、生活がどんどん変わっていく中で、創作活動からはどんどんかけ離れていったんですよね。

 胸の中ではいつも書きたいって思いが種火のようにあったんですが、書かないでいる方が断然楽なので、仕事や生活にかこつけて、単に楽な方にと流されておりました。

 


 で、2年ほど前でしょうか、思うところがあってもう一回書きはじめたんです。
 きっかけは何だったのかはよく思い出せないんですが、よくよく考えてみると、グレイス・ペイリーの小説に出会ったことが大きかったんじゃないかなって思います。
 それがきっかけといえばきっかけかもしれません。
 彼女の作品を読んで、小説の深さというか、可能性というか、小説の持つポテンシャルのようなものを強く感じたんです。
 それくらい彼女の書く小説は、私にとって衝撃的でした。
 なんだか、自分が書きたいものの核のようなものが、彼女の作品によって露出させられたのかもしれません(よくわからない表現ですみません)。

人生のちょっとした煩い (文春文庫)

人生のちょっとした煩い (文春文庫)

 
その日の後刻に

その日の後刻に

 
最後の瞬間のすごく大きな変化 (文春文庫)

最後の瞬間のすごく大きな変化 (文春文庫)

 

 ブランクも長かったので、まあ苦労はしましたが、今回ようやく、80枚程度の小説が書きあがったんです。(去年には30枚程度の短編も書きました)
 我ながら(自画自賛ですが)、よくできた小説になったと思いますよ。たぶん誰も評価してくれないだろうけど、自分だけでも評価しておかないとね。それに自分の作品はやっぱり一番好きなんですね。
 いい年して何をやってんねん、と言われそうですが、そんなのは全然気にしません。よく言われるように、何かを始めるのに遅すぎることなんてないんです。

 


 で、せっかくなので、身の程知らずも承知の上で、「文學界新人賞」に応募することにいたしました。

 WEBでの応募ができるということなので、今回はWEB応募をさせてもらいました。テンプレートに必要事項を記入して、データを添付して送るだけだったので、超簡単でした。ただ、ぼくのPCはワードモバイルしか使えないので、きちんと原稿データが送れているかが心配です。一応送信後に、自動返信メールで受信したお知らせは送られてきたので、まあ、きっと大丈夫でしょう。
 やることはやったし、あとは待つだけです。

 

 本当は、純文学の5大新人賞の比較のようなことも書こうかなと思っていたんですが、それは次回に(書ければ)書きたいと思います。

 

 くだらない内容にお付き合いくださってありがとうございました。

 

 では。

 

 コーヒーを飲もう。