大谷翔平、肘の故障で手術。日本人メジャーリーガーどうして故障が多いのか?
こんにちわ。
台風接近で物が飛ばないようにと自転車などを家の中に入れました。前回は停電などもあったので、念のためロウソクもとマッチを購入しました。
コロンボです。
メジャーで頑張ってきた大谷翔平ですけれど、肘のけがで手術することになってしまいましたね。メジャー1年目で頑張っていい成績を残してたんで、大谷自身も悔しいでしょうけど、私もショックが大きいです。
日本人選手がメジャーに行けば、みんなケガするって印象はあるけれど、彼だけは大丈夫って、根拠はないけど信じてた(信じたかった)んだけどね~
投打に大活躍してほしかったのにね、ホント残念です。
ま、今は打者の方で、活躍してるからそれはそれでうれしいんだけれど、やっぱり投げてる雄姿も同時に見たかったんですよね。
ところで、日本人選手がメジャーで活躍するようになって久しいですが、どうも日本人選手が移籍間もない間に故障するってケースが多いように思うんですよね。というか、きっと多い。いろんなところでも、多くの人が指摘してますしね。
そこで、二番煎じか三番煎じかになってしまいますけど、ちょっと考えてみたいと思います。
日本とアメリカの環境の違いが原因?
日本人選手、特にその中でも投手のケガが多いけど、そこには日本とアメリカの環境の違いが強く関係してると言われてます。
ボールの違い
まず第一に指摘されるのが日米のボールの違いですね。
硬式の球はコルクやゴムの芯に糸を巻きつけ、牛革で包んで縫い合わせて作られているんですが、サイズなどが基本日米で異なっているのです。
【日本のボール】
サイズ 約22.9cm 重さ 約141.7g 縫い目 低い
【アメリカのボール】
サイズ 約23.5cm 重さ 約148.8g 縫い目 高い
アメリカの方が大きくて重いですね。
それ以外にも、アメリカのボールは割に大雑把に作られているとか(バランスなんかも個体によって微妙に違うんでしょう)、日本のボールに比べて滑りやすいとか言われています。
アスリートの体や感覚はある意味精密機械のようなものなので、わずかな違いが大きく影響してくることは十分考えられます。
マウンドの違い
ピッチャーマウンドもアメリカの方が固いとよく言われますね。日本のピッチャーは足を踏み込んで下半身で投げるタイプが多いので、柔らかめの日本のマウンドの方が相性がいいようです。固いマウンドだと、下半身がうまく使えないため、上半身を使って投げなくてはならないんですね。なので、肩とか肘への負担が大きくなるのです。
登板間隔の違い
日本では、先発投手の登板間隔は中6日が主流ですが、アメリカでは中4日が基本となっています。メジャーの方は約100球をめどに交代するので、投球数で言えば負担は日本よりも小さいのかもしれないけれど、中6日から中4日に変わったとなるとやはり疲労と負担は蓄積されてくるんだろうと思いますね。
いろんな原因が考えられますが、どれかひとつが、というわけではなく、すべてが複合的に絡んで故障に繋がっているんでしょう。
少年野球や高校野球では日本のチームが優秀。実はそこに根本的な原因が潜んでいるのでは?
ぼくが思うに、日本では子どものころから練習をさせすぎなんじゃないでしょうか。少年野球やリトルリーグもそうですし、高校野球なんかはその最たるものだと思います。
リトルリーグとか高校野球のチームが、世界大会なんかに出たら、日本のチームはたいてい優勝など上位の成績を残しますよね。体格なんかはアメリカなんかに比べたら全然華奢なのにも関わらず。
それは多分、体への負担を顧みることなく、過酷な練習をしてきた結果なんじゃないでしょうか。その時は良くても、将来的には大きなリスクを抱えてしまうことになってるんじゃないかなって思います。
ある統計では、少年野球をしている子供たちの約70%は、過去に肘の痛みを感じたことがあるということです。
そんなところに、余計負担のかかるメジャーに行ったりなんかしたら、それはケガする確率高くなるんじゃないかって推測します。
今の高校野球も問題ですよね。トーナメント方式で、優勝するには連戦連投が避けがたい構造になっていますからね。今年の夏の甲子園でも金足農業高校の吉田君、頑張りましたけど、連戦連投ということでちょっと議論になりましたよね。
高校野球そして甲子園大会は歴史があって、人気もあって、見るものに感動を与えるかもしれませんが、誰の視点に立って今後考えていくべきかというとになると、やはりこれからはもっと選手である生徒の側に視点で考えていかなければならないんじゃないかな、と思いますね。
最後に
野茂英雄を皮切りに、今や多くの日本人メジャーリーガーが生まれるようになってきています。
今後も彼らには大いに活躍を期待してしまいます。そんな中で、ケガをしてしまったら、ぼくらもがっかりだし、選手自身も悔しいでしょう。
ケガの原因には、もしかしたら、あまり認めたくはないですが、日本人の骨格や身体の弱さにも原因があるのかもしれんません。
他には、メジャーで頑張ろうと思って、必要以上に力んでしまって、体のバランスが崩れることが原因にあるかもしれません。
今後、その原因を分析して、明らかにして、そして対応策をしていってもらいたいな、と思いますね。
大谷翔平選手。肘の手術をした後、投手として復帰できるのは2020年になるみたいですね。それまで彼の投球は見られないのか~、と思うととても寂しいですね。
ただ、手術後も打者としては試合に出られるようなので、そこは救いです。彼の強みですね。打者では、現在ぼくの予想以上の活躍をしてくれてますしね。
彼の受ける手術はトミー・ジョン手術。手術の成功を祈るばかりです。
では。
コーヒーを飲もう。